講師の窓口 髙山宗東

髙山宗東 たかやまむねはる

近世史研究家・有職故実家・歴史考証家/ ワインコラムニスト/ 著述家・エディター/ 有職点前(中世風茶礼)家元
候補リストに入れる

1971(昭和46)年群馬県生まれ。國學院大学文学部史学科卒業。同大学院文学研究科博士課程前期修了。東京大学先端科学技術研究センター協力研究員、大阪市ワインミュージアム顧問などを務める。文部科学省科学研究費補助金、我が国の科学技術黎明期資料の体系化に関する調査・研究プロジェクト「江戸のモノづくり」に参加。専門は江戸時代における戦国大名家関係者の事跡研究、葡萄酒伝来史、有職故実、系譜、江戸文芸、食文化、妖怪。単行本、雑誌、TV番組等の歴史考証の他、歴史・文学関連のコラム、醸造家へのインタビュー等を含むワインコラム等を執筆。ワイン王国誌主催のリーデル・グラスとワインのプレミアムセミナーの講師をはじめ、歴史、文学、国語(言語変遷史)などの講演活動も。また、有職点前家元として、現今のいわゆる「茶道」以前の、「美味しくお茶を飲むこと」に遡及した中世風茶礼の普及につとめる一方、御伽衆の末裔として、歴史、古典の裏付けを以て「物語りと茶」をテーマに茶礼や講演活動も。著書に『お見舞い道楽。』(ワールドフォトプレス)、『お言葉でございます』(総和社)、『いま、「東北」の歴史を考える』(総和社)、共著に『茶の湯物語 戦国数寄者伝』(平凡社)などがある。

もっと見る
出身・ゆかり 群馬県、栃木県、京都府
オンライン対応
職業 専門家
出演形式 講演
講演ジャンル
  • ライフスタイル、社会・文化・教養、歴史、お酒・ワイン

主な講演テーマ

『江戸時代の武家の所作から学ぶ、現代経営論』
『御伽衆・大名の若殿の育て方に学ぶ人材教育』
『源氏物語の構造を繙く』
『言葉からエレガントになる講座』(男性偏・女性編)
『和歌から人の心を知る』
『ミニマムコミュニティーに活かす母系制的』
『日本女性史 母系制から明治維新まで』
『美人と麗人の違いとは?言葉から考える文化誌』
『「分」から考える身分制度の真実』

経歴

1996年

3月國學院大學大学院文学研究科博士課程前期 卒業(修士 歴史学)
4月近世史家、歴史考証家、コラムニストとして、主に雑誌媒体に著述。TV、ラジオ番組の歴史考証、講演活動などを行う 。

2002年

4月 東京大学先端科学技術研究センター協力研究員 非常勤(2006年3月まで)

2005年

3月 大阪市立ワインミュージアム顧問(2007年10月まで)

2010年

5月『お言葉でございます』を総和社より刊行
現代人が日常使用している現代語の、成立や変遷の過程を追うことにより、その言葉の歴史を考察。用語をする際に、使用者がどのような思考をめぐらせるべきか、考察したもの。石巻専修大学2012年度入試問題にテクストとして文章の一部が採用される。
また、2013年度より第一学習社発行の文部科学省検定高等学校用国語教科書『高等学校 標準現代文B』に、一部文章が採用される。
9月『イタリアワインブック』(共著)をワイン王国社より刊行。
イタリアワインの歴史、文化、味わいなどを解説し、あわせて、楽しみ方や合わせやすい料理などを紹介したもの。独自の味覚表現を追及。

2011年

6月『いま、東北の歴史を考える』を総和社より刊行。
東日本大震災を受けて、戦災や飢饉、自然災害など歴史上たびたび東北を襲った過酷な状況が、東北人の「アイデンティティー」や「美意識」の形成に大きく作用したのではないか?という問いへの答えを導き出したもの。巻末に、『東北災害史年表』を添付。2014年度より、京都造形大学通信教育学部の教科書として採用される。
12月『名字図鑑』(監修・本文執筆)を廣済堂出版より刊行。
日本の苗字について、その成り立ちと変遷を考え、また100あまりの苗字について、個別に解説したもの。
東宝映画『源氏物語 千年の謎』の登場者の役柄構築のために、時代考証、言語、発音、所作、有職故実などについて個人指導をおこなう。

2012年

11月『いま家族でできる!「除染」マニュアル 低線量地域』 (本文執筆)を、総和社より刊行。
比較的線量の低い地域を対象とし、日常暮らしている空間から、いかに放射線物質の影響を取り除いてゆくかを考察したもの。

2013年

6月『怪談のウンチク101 大江戸オカルト事情の基礎知識』を学研より刊行。
「怪談」の出現背景を、歴史、文化的に考察したもの。
7月『ヤバイ日本史』(キンドル版電子書籍)を総和社より刊行。日本史の秘話を、時代背景や文化などの視座から解説したもの。
12月『本当はコレだけ! ワインのツボ』(本文執筆)を幻冬舎より刊行。
世界最大のワインの国際的教育機関であるWSET(ダビュリューセット)のカリキュラムを導入した、Jプレゼンスアカデミーワイン教室の副読本。自分好みのワインを選ぶポイント、講師たちが厳選する絶対はずさないワインリスト、マリアージュ、またワインの造り方やテイスティングの方法などを紹介したもの。

2015年

1月『前代既聞 今むかし変わらん草紙―――江戸から来た未来』を、キンドル版電子書籍としてキニナルブックス出版より刊行。
オレオレ詐欺、アフェリエイト、ソーシャルネットワークなどなど、最先端の話題と江戸時代に起きた事件や事象を比較し、そこに通底する普遍性を繙いたもの。
2月『もののけ解題 陰陽師 安倍晴明を紐解く』をキンドル版電子書籍としてキニナルブックス出版より刊行。
『もののけ解題』は、現在「妖怪」や「あやかしの存在」として名を持ち、 認識されているものを、一旦「もののけ」の段階まで遡り、 その存在理由を鑑み、名付けられた背景としての歴史を繙いた論考の連作。 本書は、陰陽師安倍晴明伝承を精査し、時代ごとの晴明像をプロファイリングしたもの。
同2月『もののけ解題 おろちの棲処』をキンドル版電子書籍としてキニナルブックス出版より刊行。
日本神話に登場する伝説の生物「八岐大蛇」、妖怪「小豆とぎ」、そして「天井裏」について比較文化論として着目。 それぞれ「もののけ」の段階まで遡り、 その存在理由を鑑み、名付けられた背景としての歴史を繙いたもの。
同2月『もののけ解題 妖怪ばなし七変化』をキンドル版電子書籍としてキニナルブックス出版より刊行。
妖怪、変化(ヘンゲ)、幽霊のうちの「ヘンゲ」、および「狸囃子」をとりあげたもの。

2016年

7月『茶の湯物語 戦国数寄者伝』 (共著)を平凡社より刊行。
家元をつとめる有職点前を背景に、茶の伝来から、信長・秀吉・家康らの御政道として発展した戦国時代、庶民の教養へと広がった近世まで、茶の湯の総合的な歴史を書き下ろしたもの。

2018年

5月『たのしく学べる新編まんが日本史 上・中、下』 (原案、コラム、本文、解説執筆、イラスト作画)を学校図書より刊行。
小・中学生を対象とした、三冊組の歴史漫画。新たに加えられた新事実などを踏まえ、従来よりもより歴史学に即した構成で発表。
12月、不肖庵髙山式部源宗東事務所を設立。

主な実績

講演実績

島根県吉賀町/NPO法人シブヤ大学/群馬県前橋市文教地区/東京大学先端科学研究センター/ワイン王国/グルメ・アルヘンティーノ/ケルンメッセ/フランス食品振興会/室礼三千/UFJ銀行/リーデルジャパンなど

雑誌

『ワイン王国』(ワイン王国社)
『世界の腕時計』『Memo男の部屋』
『ウォッチ・ア・ゴーゴー』『モノマガジン』
『トム・ソーヤ』(ワールドフォトプレス)
『詩とファンタジー』(かまくら春秋社)
『男の食彩』(日本放送出版協会)
『先見経済』(清話会)
『Fielder』(笠倉出版)他

コラム

「文士と時計」
「主の肖像」
「エノロゴの時・キャビノチェの舌」(『世界の腕時計』ワールドフォトプレス)
「腕時計物語」「士の用語考」(『Memo男の部屋』ワールドフォトプレス)
「前代既聞」(『アサヒパソコン』朝日新聞社)
「江戸の義経」「時代の闇を見つめて」(総合考証)(『週間義経伝説紀行』日経BP)
「ゆめうつつのものがたり」(『詩とファンタジー』かまくら春秋社)
「地図はどこに行ったか」「江戸お洒落 武士の小道具」(『モノ・マガジン』ワールドフォトプレス)など

講演料の目安

料金非公開講師になりますので
別途お問い合わせください
お問い合わせアイコンお問い合わせ
リストアイコン候補に入れた講師一覧
候補リストには誰も入っていません。
講演ジャンル
予算
出演形式
性別
地域・ゆかり
講師名・キーワード
オンライン対応